【高校物理基礎】Google Classroomで実験の指示・記録・評価

投稿者:Tetsuさん


投稿日:2023年10月10日

物理基礎の授業で実験を行う際は、Google Classroomを活用しています。本校は物理を選択する生徒が少なく、毎年3〜8人程度です。受験科目として勉強する生徒も多くないので、物理の考え方を身につけるために、ほぼ毎時間実験をしています。 他の科目で実験するときは、これまで通り「実験プリント」を配り、実験中に記入させて回収する形で進めています。しかし、毎時間これをするのは大変ですし、実験を評価しなければならないので、Classroomでやってみることにしました。 物理基礎で行なっている実験は、物体の運動の様子を動画で撮って、コマ送りして位置を測定する「理解型実験」と画用紙を自由に使って最善の課題解決を目指す「創造型実験」を行なっています。今回紹介するのは「理解型実験」に関する内容です。 ①実験の指示 ・1回の実験を「授業」として投稿し、指示を記載しています。 ・提出用プリントをGoogleドキュメントで作成し、添付(各生徒にコピーを配布)しています。 ・実験前にルーブリックを開かせて、何に気をつけるかを注意させます。 ②実験の記録 ・生徒はGoogleスプレッドシートに実験データを記録し、必要なグラフを作成して提出用ドキュメントに貼り付けます。 ・必要事項が書かれたドキュメントを提出し、評価を受けます。 ③評価 ・提出された課題をClassroom上で確認し、それぞれにルーブリックに基づく評価を行います。 ・生徒へのコメントをドキュメントに追加します。 ・全員の評価を終えたら課題を返却します。 この形が出来上がってからは、Classroomを手放せなくなりました。評価を記録しておけるので、成績単票を作るときにも重宝しています。ルーブリックと評価については改めて紹介しようと思います。



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